症状
・全身症状、意識、呼吸、循環をチェック
* 出血性ショック、疼痛によるショック、内臓損傷による悪化に注意する
・局所症状
@腫脹、血腫と炎症による浮腫による受傷後24から72時間後に著しい
A疼痛、圧痛 骨折部には自発痛があり、局所を動かすと疼痛は増強
Malgaigneの圧痛−骨膜閾値の低下を示し、骨折部の著名な圧痛のこと
介達痛、軸圧痛−軸方向に叩打して振動圧を加えると疼痛がでる
B機能障害血腫による腫脹により関節運動制限
C変形
D異常可動性、レキ音
E異常姿勢
・合併症
@皮膚開放骨折の場合の感染に注意、骨の感染では外傷性骨髄炎となる
A血管転位により損傷されれば壊死になるため早期修復が必要
B神経損傷部位近くに神経が走行していればその神経支配領域に麻痺が生じる
C筋、腱瘢痕や癒着により運動障害をきたす
・二次的合併症
@拘縮腫脹、浮腫の長期化により組織の瘢痕化、線維化をきたし癒着にいたるため早期からの腫脹、浮腫の軽減をする
A反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)
主に四肢の外傷後に、神経損傷の有無に関わらずその損傷からは考えられない範囲に疼痛と浮腫・腫脹を主症状とする.
症状は疼痛、腫脹、関節可動域制限、発赤〜チアノーゼ〜蒼白と進む皮膚の変色、骨萎縮、皮膚萎縮.
*カウザルギーcausalgia 神経損傷後に起こり、その神経支配領域に一致した灼熱痛があるが、浮腫・腫脹が見られない
BズーデックSudeck骨萎縮・・・四肢末梢部の外傷に起こる.X線上に高度の骨萎縮像.浮腫、疼痛、関節拘縮が見られる.自動運動で予防
CフォルクマンVolkmann拘縮・・・深部動脈の不完全閉塞によって生ずる筋、神経への血行障害の結果、これらの組織が変性、壊死に陥り、線維組織によって置換される.
前腕屈筋群に生じた区画症候群compartment syndromeをVolkmann拘縮と呼ぶ.区画症候群の5P−灼熱痛を伴った疼痛pain、遠位の指の他動的伸張によって筋腹から指先への放散痛pain with stretch、手指蒼白pale、錯錯覚paresthesia、麻痺paresis、脈拍触知不可pulselessness.
■骨折 目次
@骨折の概略
A骨折の症状
B治療及びリハビリの流れ
Cリスク管理
D他職種との連携
E医学的情報、その他の情報管理
F評価
G訓練
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