骨折
■骨折 目次
@骨折の概略  A骨折の症状  B治療及びリハビリの流れ  Cリスク管理    D他職種との連携   E医学的情報、その他の情報管理

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G訓練

訓練

@ 二次障害の予防

・ 固定部以外の自動ROM訓練
付着部骨折以外の場合、腱と骨折部の癒着、浮腫や関節拘縮をきたし、このため骨折部に影響を与えない範囲で固定部以外の自動運動を行う.手の関節拘縮を防ぐため、ボールやスポンジ、ペグ、豆を利用して握りやつまみ動作を行う

・ ポジショニング
浮腫の予防及び軽減を促し、骨折部の安静固定を保つ.心臓より上に上肢を保持する.座位時に机上にクッションを置きその上に上肢を乗せるなど

・ ADL指導
骨折部への影響や二次障害を引き起こさないような方法の指導


A ROM訓練

・ 固定除去後は自動運動から開始して医師の許可が出たら他動運動を開始する.運動の時間や回数、運動範囲を確認し、痛みや浮腫に注意する.肘関節の異所性化骨に注意する

・ 手指は不使用により拘縮を生じやすい.拘縮になれば弾性包帯、スプリントを使用する


B 筋力増強運動

・ 固定期には廃用性症候群(筋力低下)を防ぐために等尺性収縮.固定除去後にも自動運動のみ許可されている場合は等尺性収縮.抵抗運動が許可されれば積極的な筋力増強運動を行う.神経損傷による筋力低下がある場合はMMTのレベルに応じて、運動させる.


C ADL・APDL・社会復帰

・ 固定期では固定部以外で使用できる部位があれば、患側上肢の参加を促す.固定除去後は許可されているADLと許可されていないADLの指導をする.自動運動の時期には抵抗運動は行はないように注意し患側への参加もさせながらADL動作を細かく指導する.他動運動の時期には徐々に患側の参加を増やしていき、抵抗運動が可能となれば負荷を加えていく.


D 関節受動術後のアプローチ

・ 関節受動術は拘縮が強く機能障害が著しい場合に行われる.
・ 術後は感染に注意をしながら可動域を維持するため自動運動、自動介助運動、CPMを行う


E 反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)に対するアプローチ

・ 薬物療法
・ 神経ブロック療法
・ 物理療法
・ 運動療法−自動運動を行い、痛みがなければ他動運動
・ Stress loading program−最小の関節運動で患側上肢に末梢から中枢にむかって加重刺激を加えることを目的とする治療アプローチ.Scrub:よつば位で床をこする.Carry:立位、歩行時には鞄を手に保持.
・ スプリント−拘縮予防
・ 自制内アクティビティ−患側が参加できるよう両手動作のアクティビティを選択する.ちぎり絵、マクラメ、藤細工、革細工 etc.負荷量は素材や時間で調節



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