多発性硬化症
■多発性硬化症 目次
@多発性硬化症の概略  A症候と病体生理  B診断  C薬物療法   D経過と予後   E評価 F訓練  トップへ






D経過と予後

経過と予後

予想がたいへんむずかしく、たいていの症状のピークは発病後1週間以内にあり、症状は2?3日から2?3週間で軽快します。数週から数カ月かかって回復に向かう人もあります。


多発性硬化症には、幾つかの病気のタイプがあります。良性型といわれているのは、急性に症状は発症しますが2〜3度でただけで、もう二度と症状がでなかったり、何十年後にまた少し出たりというものです。


あまり障害を残さず治ります。一番多いタイプは再発寛解型で、さまざまな症状をさまざまな時間間で、再発し、軽快し、また再発するということを繰り返します。


平均的な再発間隔は一年間に1〜2回ですが、人によっては、2〜3年に一度と言う場合もあります。まれに慢性型といわれ、多少の軽快はあるものの緩徐に進行するタイプがあります。ドウビイック(Devic)型といって、急激に両眼と両脚の障害が来るタイプがあります。


再発を防ぐためにインターフェロンβの治験がすすめられていますが、今のところ再発を避ける確実な方法はありません。しかし、再発の誘因としては、疲労、感染、過労、ストレスなどがあげられています。


風邪を引かないように、過労にならないように生活のリズムを調節しましょう。 妊娠、出産は多発性硬化症の再発には関係しないとされていますが、出産後の産褥期に再燃率が高まるので出産後は育児、家事などで過労にならないように特に注意が必要です。






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