失調症

■失調症 目次  @概要  A 障害部位による分類  B症状   C特徴・注意点   D評価  E上肢についての試験 F下肢についての試験 

  G体幹についての試験   H障害の評価・訓練  

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G体幹についての試験



・ 共同運動障害の検査

[方法]

*仰臥位で腕を組んだまま、起き上がってもらう。

*立位で後ろに反り返ってもらう。

[観察点]

*仰臥位では、起き上がることが出来ない。しかも下肢、特に障害側の下肢を高く上げる。(ただし、片麻痺でも見られる)

*立位では、正常の場合、膝を屈曲し、頭を上に向けるが、障害がある場合、膝をまげず、頭も上を向かないのでそのまま倒れてしまう。


・ 肩揺すり試験(Pendulousnessの検査)

[方法]

*上肢では患者を起立させ、リラックスした状態で、患者の体幹を両側から保持し、前後に揺さぶる。 *下肢では患者をリラックスした状態で、足底が着かないような台に座らせ、下腿部を下垂させる。この状態で、下肢を持ち上げて放す。

[観察点]

*上肢では筋緊張が低下している場合、上肢が大きく揺れる。

*下肢では筋緊張が低下している側の下肢が大きく、不規則に揺れる。


・ ロンベルグ試験

[方法]両足をそろえ、つま先を閉じた状態で立位を保持させる。

[注意点]動揺が出ない場合は、両上肢を挙上させる。

[観察点]*開眼時と閉眼時の差

閉眼時に動揺が著明となるが、失調症では転倒するまでには至らない(陽性)。


・ Tongue Wiggle   顔面

[方法]*舌を出して、左右に動かしてもらう。

*出来ない時は、舌を出したり引っ込めたりしてもらう。

[観察点]反復拮抗運動不能症(反復変換運動障害)がある場合、この運動が障害される。


○ その他の試験

◆簡易上肢機能検査(STEF)なども、四肢の失調症状の客観的な評価となるので行うべきである。

◆障害の程度や変化を捉えるために、臨床では書字試験を行い、記録として残す。主観的判断であるが比較することが多い。

◆知的評価も障害や訓練の意義、内容を理解する上で、重要な評価項目となる。










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