| 失調症 |
|
■失調症 目次 @概要 A 障害部位による分類 B症状 C特徴・注意点 D評価 E上肢についての試験 F下肢についての試験
|
|
【障害評価】 留意点・・現在はICFに変わっています
Impairment
:失調性言語、躯体失調による異常姿勢・歩行異常・姿勢反応障害、四肢失調による巧 緻性障害など
Disability:コミュニケーション障害・書字障害・食事動作障害・入浴動作障害などのADL障害、 歩行障害など
・ 測定異常
コップを取ろうとすると、行き過ぎてコップに手があたり、コップを倒してしまう。または、手前でコップをつかむ動作だけを行ってしまう。
スプーンでお皿の食べ物をすくおうとするがお皿にスプーンを当ててしまう。
・ 企図振戦
コップを取ろうとするが、手部が激しく動揺してコップを倒したり、持てたとしても口に近づける際に、激しく動揺して内容物をこぼしてしまう。
Handicap :職場、地域生活や家庭生活などでのハンディキャップ
【訓練】
基本的治療アプローチ
◆末梢神経性・脊髄後索性:残存している器官、特に視覚・聴覚・触覚などで深部知覚の代償を行う。
◆脊髄性・脊髄小脳性:フィードバック系としての症状の作用は重要な位置を占めており、完全な障害では予後不良である。残存している有効な伝導路の代償効果を反復による学習で獲得するか、大脳皮質の代償を期待する。運動は機能的動作に限定するか、機能的基本動作に限定するか、機能的基本動作様式に極めて近い様式をもつ運動に限定するべきである。
◆大脳皮質性:有効な代償機能伝導路の開発および残存感覚しようによるアプローチを主体とする。
◆視性・前庭性:残存している感覚での代償を図ることが基本となる。
【自助具】
起立が困難な場合、移動に車椅子や歩行器が必要となり、移乗には手すりや介護者が欠かせない。スプリントを装着することで、関節に起こる動揺を阻止する。
【参考文献】
○ 石川 斉、古川 博編集主幹:図解 作業療法技術ガイド,根拠と臨床経験に基づいた効果的な実践の全て.文光堂,1998.
|