失認とは?

■失認  目次
@失認とは? A視覚失認のOT B聴覚失認のOT C触覚失認のOT D身体失認のOT E病態失認のOT Fその他の失認とOT

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@失認とは? 

大脳の局在病変によって後天性に出現する神経心理学的症状.

失語,失行と並ぶ重要な局所症状である.視覚,聴覚,触覚などの一定の感覚路を通しての,よく知っているはずの対象の認知が障害されることで,この場合,該当する感覚路の機能は保たれている.

また,意識障害や知能障害は関与していない.

失認には対象の認知障害のほか,対象が占める空間の認知障害(視空間失認),自分自身の身体についての失認(身体失認)などがある.

1)視覚失認  2)聴覚失認   3)触覚失認   4)身体失認に分けられる.

「視覚失認」は後頭葉症状であり,物体失認,純粋失認, 色彩失認などは左後頭葉底面症状, 相貌失認は右後頭葉底面症状, 半側視空間失認は右頭頂‐後頭葉症状とされている.

「聴覚失認」としては,精神聾(ろう),失音楽(調)などがあり,両側側頭葉横回の破壊によって生ずる.

「触覚失認」(立体感覚失認)は触覚による物体の認知ができない状態で,片側の頭頂葉の病巣によって生ずる.

「身体失認」は,頭頂葉の病巣から生ずるが,病巣が優位半球にあれば, ゲルストマン症候群(手指失認,左右障害,失書,失算)が出現し,劣位半球にあれば反対側の半側身体失認(一側身体無視)や,病態失認(左片麻痺の存在を否認する)が生ずる.





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